歌舞伎町ホストクラブの過去と現在
歌舞伎町と言えば東京、いや日本を代表する歓楽街であり通称「眠らない町」と呼ばれる場所でした。
若い女性が接客するクラブはもちろんのこと、男性が席について接客するホストクラブの集中地域でもあるためその激戦区ともなっています。
そんな歌舞伎町でしたが、風営法の改正により夜通しの営業が禁止されたため朝方の営業明けに客を見送ったり飲み過ぎて倒れているホスト、といった風物詩も見られなくなりました。
営業時間が短くなっただけではなく、不景気での接待の減少や酒税の値上がりなど逆風はここ数年吹き続けており、ホストクラブの平均収益や店舗数も減少傾向にあります。
とくに東京五輪を控えている時期、歌舞伎町だけではなく全国各地の風俗街・繁華街・歓楽街には厳しい目線が注がれており今後もしばらくは冬の時代が継続するようです。
反社会勢力の資金源とも目されているだけに水商売は今後規制がさらに進むことも考えられますが、不況の時代にこそ大きく稼げる業種として一種の憧れの目で見られることもあります。
ホスト・ホステスはテレビにタレントとして進出し世間的な認知が浸透したこともあって人気の職業であり、地方からナンバーワンを目指して上京する若者は後を絶ちません。
健全化が叫ばれる中でその形態は変化していかざるを得ませんが、コンセプトである「お客さんに楽しみと癒しを提供する」という目的のためにホストクラブはこれからも存在し続けるでしょう。